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Ikumi Fritz

きくちさかえさん「女性たちはこうして産んできた日本と世界の今と昔〜産婆・助産師を巡る歴史」

10/21(水)20:00-21:30 


きくちさんが書かれた本「世界お産:生まれやすい国ニッポンへ!」より様々な国のお産や家族の写真から講座は、スタートしました。

国が違うと文化背景も異なる環境や生活習慣の中でのお産。

様々な様子を写真と説明で見聞きした贅沢な時間。


・昔の日本は共同体の中で自宅で産んでいた。

・戦前・戦後と産婆。産婆はすごい勢力があった。

・女性達が分娩台を入れてくれと頼んだ訳ではなく国の指針などで海外から、分娩台、仰向けでのお産、会陰切開のパッケージとともに入ってくる。

・90年代は日本の女性それも今とは異なり働いていない主婦たちが活動していた。

(Umiのいえ麻紀子さんの子育て真っ最中のお顔も見れました!)


などなど、今と昔の世界と日本の歴史を凝縮して見聞きしました。


また災害時に、身動きが出来ない状況の中での自宅や避難所で助産師、医師不在の出産が何件も行われていた事実。女性の身体にはそんな状況下の中でも、自律的に産む機能が備わっていることが改めて確認されたこと。


短い時間で世界一周した気分になった後、自国を改めて知る貴重で楽しい時間でした。


【参加された方々のご感想】


●自分を自分自身もリスペクトできるよう家庭で伝えていくこと、自分を知ること。

これからとても大事になっていくと思います。被災地での出産の話が出たときに、

「どうして自分たちで産むことができるのか、できたのか」に焦点を当てて深く研究されるようにならないものか、というオダン先生のお話を思い出しました。

やはり身体の知恵を残していく使命が、女性にはあると思います。

●世界のお産を見た時、涙があふれて衝撃をうけました。今日は、医療の前線にいる助産師さんの貴重なお話を母親の1人として、また子育て支援に携わるものの1人としてお勉強会に参加させて頂くことができたこと、幸せを今もかみしめています。共に生きること。手を取り合うこと。女の身体を通して産むこと。きくちさんと皆さんの言葉のひとつひとつに感銘を受けました。

●良かれと思ってやる、やってあげているという精神でやると、何か大切なものから道がそれると、世界の様々な写真を見て思いました。 女性はできるんだといううねりを、起こしたい。思いだしたい。励まし合いたい。 迷惑をかけないように、という考え方から、私らしく、あなたらしくいることを励まそうという考え方に、 どうやったシフトしていくのだろう。 と私は焦っています。 どうやったらできるんでしょう。 でも、こうやって繋がることで、確実に力をいただいています。


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