●9/5 15:00~
「コロナ時代の恋愛とエロ〜避妊、中絶、不妊、出産〜」
トーク:産婦人科医早乙女智子さんとパリ在住バースドゥーラ木村章鼓さん
コロナ時代の性を本音で語るオンライントークリレー2日目は、
「コロナ時代の恋愛とエロ〜避妊、中絶、不妊、出産〜」
トークの中で特に感じたのは”エロス”と”責任”という2つのキーワード
今、日本でエロを探究するとか、生活にエロスを、とか発言すると
『ど、どうしたの???』と言われるだろう。
そして、あの人は変だ、と見られることを極度に恐れる
私たちはいつから決められなくなったのだろう。
自分が何を選ぶのか何を大事にしていきたいのか。
『普通』とか『正解』とか呼ばれるものに決定権があり
私のなかには決める権利がないと思っている
エロというのは自分で探すもの。こうしたいというリクエストを自分で出すこと。
自分を見つめること、そして自分で決めること。
対話の中で出てきた言葉
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いま日本人は
『みんなこうですよね?』と聞きたがる。
『あなたはどうなの?』これが最も大事。
避妊、中絶、教育、出産、不妊治療すべてにおいてそう
決めていい、ではなくて、決めなければならない。
日本人は許可を取りたがる。
許可を求めるというのは相手に責任を押し付けるということ。
自分で責任を取ることを取り戻す。
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『責任』とは課せられた義務ではない。自分が何に応えたいのか、自分の声に応えること。
これが『責任』だと思うのです。(鈴木美香)
【参加者のご感想】
●とても刺激的でした!日本の女性はセックスのことはもちろん、妊娠も中絶も、出産、
産後、全てにおいて知識がなく、学ぶというか知る機会がホントにないなと実感しました。
早乙女先生の「会陰切開はおっせかい」を聞いて、自分のお産の時をたくさん振り返りました。(中略)Akikoさんが冒頭で話されていたフランスの女性たちの話、すごく素敵だなと思いました。性の話が公にしづらい風潮の日本はつまらないなとおもいます(笑)
●コロナで絆が深まる、不要な他者とのエネルギー消費がなくなる。と言う言葉にすごく
共感しました。コロナによってできなくなったこともたくさんあったけど、コロナになったからこそ出会えた方や気づけた大切な人・コトの方がたくさんあって。地球の自浄作用という言葉がしっくりきました。
●久しぶりにこのイベントに参加しました。自分に責任を持って選ぶ、決めることは日本にいるとどっちにしろ大変なんだと思いました。責任持たないのも気持ち悪い、けれども持とうと決めるとそれはそれで覚悟と勇気もセットに持ってないといけなくて「そのパワーまでは無いな、、、。」と感じることはあります。そこに「日本が滅びちゃうから目を背けないで行動する!」とおっしゃる早乙女先生はじめ参加者の皆様が素敵だと思いました。
#2020世界性の健康デー#Umiのいえ#助産塾
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